どこか趣きのある廃車

先日娘夫婦が住んでいる川崎に遊びに行き、娘の住まいから車で20分くらいの場所にあるラゾーナ川崎というショッピングセンターまで食事に連れて行ってもらった。このショッピングセンターは有名タレントが無料ライブを行ったりするようで、最近は若い人を中心にとても人気があるようだが、その駐車場でどこか趣きのある廃車を見かけた。こんな立派なショッピングセンターなのに廃車をそのままにしておくなんて珍しいと思ったのだが、それは廃車のオブジェだと娘に教えられた。なるほどそれは、フォルクスワーゲン、ビートルの骨組みの形をしている。

廃車

ビートルと言えば、私も一度はオーナーになることを憧れた車だ。もう生産は終了しているようだが、今でもたまに街中で見かけると、ビートルにまつわるちょっとした思い出が浮かんでくるほどだ。ビートルに憧れる世代ではない娘たちは、こんなものを置くスペースを確保するくらいなら、週末の駐車場渋滞を解消してほしいとぼやいていたが、この場所が某大手企業の工場跡地だということと何か関係があるのかもしれない。

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古い車に愛着を感じる人は、パーツひとつとってもその車の良い点、優れている点を探し出す。そのポイントはその車になんの思い入れもない人にとっては理解できないようなことかもしれないが、同じ車を愛する人はその愛着ポイントが同じだったりすることが多いので実に興味深い。

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新車を次々と乗り換えるような人には理解不能だろうが、廃車のオブジェを見ただけで様々な思いが胸を駆け巡るのは、古きを振り返り新しい未来に進む際の勇気や教訓を与えてくれることとして、なかなかいいものだと私は思う。